がんについての基礎知識:がんの正体とはなにか?
◆はじめに…
このブログでは病理学や臨床学などの難しいことよりも、がんに
なった家族をどうサポートすればいいのか、家族は何を協力し合えばいい
のかという視点を中心に展開していきたいと考えています。
私自身、約10年前に父を原発性の胃癌で亡くし、3年前には妻が
スキルス性胃癌で胃を全摘したという経験を持っています。
私の場合、ガン保険に妻も対象としていたため、入院・治療費は
保険でまかなうことができ、経済的に助かった事実があります。
実は、その妻がつい先日には卵巣への転移・再発癌の疑いを持たれ、
腫瘍摘出の手術を受けました。(幸いに良性で済みましたが…)
一般的には癌が治ったと呼ぶには5年間転移・再発がない場合といわれてい
ますので、あと約2年間は気の抜けない毎日が続きます。
そういう自己の経験を踏まえ、定期的に内容を更新し、たとえ少しでもがんに
悩み苦しんでいる方々に役立つブログにしたいと願っています。
とはいえ、癌とはいったいどんな病気なのかを知ることは絶対に必要です。
数回はちょっと文章が長く、難しい内容が続くと思いますが、癌を知るための
基本的なことなので、ここは是非がんばって読んでみてくださいね。
◆そもそも「癌」の正体は何なのでしょうか?
一般的に「癌」とは、悪性腫瘍が上皮細胞(皮膚、各臓器の粘膜など)に
できたものをいいます。(※悪性新生物とも呼ばれる場合があります)
ここで注意したいことは、白血病や骨肉腫などは癌と呼ばないことです。
悪性腫瘍が骨や筋肉などの非上皮細胞にできたものを‘肉腫’と呼び、
血液、リンパ、骨髄にできた悪性肉腫をそれぞれ、白血病、悪性リンパ腫、
骨髄腫というのが医学的分類のようですが、
これらを総合して『がん』と呼んでいるのが一般的だといわれています。
悪性腫瘍は腫瘍のなかでも浸潤性を持ち、増殖し転移するなどの特徴を持っ
ています。
人の身体は数十兆個の細胞から成り立っていますが、これらの細胞は正常な
状態では細胞の数を一定に保つために、分裂・増殖し過ぎないような制御機
能が働いています。
しかし、悪性腫瘍は細胞が制御機能を失って無制限に増殖するようになり、
正常細胞の中へと浸潤し、細胞の悪性化を進めて行きます。こうしたことに
よって『がん』が全身へ広がり、その結果死に至るということになります。
簡単に言えば、『がん』とは自分の細胞が遺伝子の突然変異によって悪性細胞
となり、それが無制限に増殖を繰り返すことで、生命を脅かす病気ということ
でしょうか。
◆「癌」にはどんな種類があるのでしょうか?
悪性腫瘍(がん)は単一の細胞を起源とするため、発生母地となった細胞の種
類(組織学的分類)と細胞の身体的部位(解剖学的分類)とで分類されます。
<成人のがん>
血液(および骨髄)造血細胞悪性腫瘍
白血病
リンパ腫
ホジキン病
非ホジキンリンパ腫
多発性骨髄腫
脳腫瘍
乳がん
子宮体がん
子宮頚がん
卵巣がん
食道癌
胃癌
虫垂癌
大腸癌(大腸、直腸、肛門およびその付随組織)
肝癌
肝細胞癌
胆嚢癌
胆管癌
膵臓がん
消化管間質腫瘍
中皮腫(胸膜、腹膜、心膜など)
頭頚部癌
喉頭癌
口腔癌
口腔底癌
歯肉癌
舌癌
頬粘膜癌
唾液腺癌
副鼻腔癌
上顎洞癌
前頭洞癌
蝶型骨洞癌
甲状腺がん
腎臓がん
肺癌
骨肉腫
前立腺癌
精巣腫瘍・睾丸がん
腎細胞癌
膀胱癌
横紋筋肉腫
皮膚癌(「ほくろ」と形成異常母斑を含む)
<幼児期のがん>
神経芽細胞腫
白血病
中枢神経がん
ウィルムス腫瘍
生殖細胞がん
軟組織肉腫
肝がん
リンパ腫
上皮性がん
スポンサーこのブログでは病理学や臨床学などの難しいことよりも、がんに
なった家族をどうサポートすればいいのか、家族は何を協力し合えばいい
のかという視点を中心に展開していきたいと考えています。
私自身、約10年前に父を原発性の胃癌で亡くし、3年前には妻が
スキルス性胃癌で胃を全摘したという経験を持っています。
私の場合、ガン保険に妻も対象としていたため、入院・治療費は
保険でまかなうことができ、経済的に助かった事実があります。
実は、その妻がつい先日には卵巣への転移・再発癌の疑いを持たれ、
腫瘍摘出の手術を受けました。(幸いに良性で済みましたが…)
一般的には癌が治ったと呼ぶには5年間転移・再発がない場合といわれてい
ますので、あと約2年間は気の抜けない毎日が続きます。
そういう自己の経験を踏まえ、定期的に内容を更新し、たとえ少しでもがんに
悩み苦しんでいる方々に役立つブログにしたいと願っています。
とはいえ、癌とはいったいどんな病気なのかを知ることは絶対に必要です。
数回はちょっと文章が長く、難しい内容が続くと思いますが、癌を知るための
基本的なことなので、ここは是非がんばって読んでみてくださいね。
◆そもそも「癌」の正体は何なのでしょうか?
一般的に「癌」とは、悪性腫瘍が上皮細胞(皮膚、各臓器の粘膜など)に
できたものをいいます。(※悪性新生物とも呼ばれる場合があります)
ここで注意したいことは、白血病や骨肉腫などは癌と呼ばないことです。
悪性腫瘍が骨や筋肉などの非上皮細胞にできたものを‘肉腫’と呼び、
血液、リンパ、骨髄にできた悪性肉腫をそれぞれ、白血病、悪性リンパ腫、
骨髄腫というのが医学的分類のようですが、
これらを総合して『がん』と呼んでいるのが一般的だといわれています。
悪性腫瘍は腫瘍のなかでも浸潤性を持ち、増殖し転移するなどの特徴を持っ
ています。
人の身体は数十兆個の細胞から成り立っていますが、これらの細胞は正常な
状態では細胞の数を一定に保つために、分裂・増殖し過ぎないような制御機
能が働いています。
しかし、悪性腫瘍は細胞が制御機能を失って無制限に増殖するようになり、
正常細胞の中へと浸潤し、細胞の悪性化を進めて行きます。こうしたことに
よって『がん』が全身へ広がり、その結果死に至るということになります。
簡単に言えば、『がん』とは自分の細胞が遺伝子の突然変異によって悪性細胞
となり、それが無制限に増殖を繰り返すことで、生命を脅かす病気ということ
でしょうか。
◆「癌」にはどんな種類があるのでしょうか?
悪性腫瘍(がん)は単一の細胞を起源とするため、発生母地となった細胞の種
類(組織学的分類)と細胞の身体的部位(解剖学的分類)とで分類されます。
<成人のがん>
血液(および骨髄)造血細胞悪性腫瘍
白血病
リンパ腫
ホジキン病
非ホジキンリンパ腫
多発性骨髄腫
脳腫瘍
乳がん
子宮体がん
子宮頚がん
卵巣がん
食道癌
胃癌
虫垂癌
大腸癌(大腸、直腸、肛門およびその付随組織)
肝癌
肝細胞癌
胆嚢癌
胆管癌
膵臓がん
消化管間質腫瘍
中皮腫(胸膜、腹膜、心膜など)
頭頚部癌
喉頭癌
口腔癌
口腔底癌
歯肉癌
舌癌
頬粘膜癌
唾液腺癌
副鼻腔癌
上顎洞癌
前頭洞癌
蝶型骨洞癌
甲状腺がん
腎臓がん
肺癌
骨肉腫
前立腺癌
精巣腫瘍・睾丸がん
腎細胞癌
膀胱癌
横紋筋肉腫
皮膚癌(「ほくろ」と形成異常母斑を含む)
<幼児期のがん>
神経芽細胞腫
白血病
中枢神経がん
ウィルムス腫瘍
生殖細胞がん
軟組織肉腫
肝がん
リンパ腫
上皮性がん
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. 乳がんの名医はこの人! [ 乳がんの名医はこの人! ] 2007年04月19日 02:08
乳がんの名医はこの人!


