がんについての基礎知識:がんの治療法

◆『癌』を治療するにはどんな方法があるのでしょうか?

がんの治療には外科的な手術をはじめいくつかの方法がありますが、たとえば

手術と放射線を組み合わせたり、手術抗ガン剤を使ったりなどいろんな組み

合わせを選択して行われる場合が多いようです。

臨床的には、これを「がんの集学的治療」と呼んでるようですが、医療の最前

線では外科・腫瘍内科・放射線科などそれぞれの専門医師や看護師、薬剤師、

医療ソーシャルワーカーなどのスタッフが力を合わせ、がんと闘っています。


ヽ芦兵蟒

これまで、悪性腫瘍(がん)の摘出など外科医は治療の中心的な役割を担って

きました。

外科的手術はがんが存在する部位を取り除く局所治療には非常に効果がありま

したが、リンパ節や多臓器に転移した進行がんに対しては治癒方法として限界

があるのも現実です。

とはいえ、最も短い時間で腫瘍を摘出したり、あるいは減少させることができ、

患者のQOLに貢献できる治療法として手術は最適の治療法として評価されて

いるのは事実であり、今後ともその技術の進歩が期待されているところです。

化学療法(抗ガン剤治療)

悪性腫瘍(がん)に対する化学療法は、1942年に化学兵器のひとつであるナ

イトロジェンマスタード (nitrogen mustard) が、その細胞毒性に着目して

使用された最初の抗がん剤だとされ、白血病や悪性リンパ腫の治療薬として使

われました。

以後、葉酸拮抗剤や核酸合成阻害剤、ビンカアルカロイドなどの化学療法が使

用されてきました。

がんの分化度が低く増殖が活発な未分化型の悪性腫瘍には、化学療法は比較的

著効が得られるといわれていますが、一方でがん細胞が薬剤に対する抵抗性を

身につけると急速に悪性細胞を増殖するリスクを持っています。そのため薬剤

耐性を避け、より高い効果を得るために多剤併用の化学療法が主流となってい

ます。

J射線療法

放射線療法は、手術、抗ガン剤とともにがんを治療する療法のひとつです。放

射線は手術と同じように、がんとその周辺のみを治療する局所療法ですが、手

術と大きく違うのは、臓器を摘出する必要がないために治療後のQOLをキー

プするのに効果的であるといえます。

放射線が、癌治療の手段として使われ始めてから1世紀以上が経ちますが、そ

の間の放射線治療機器や放射線生物学、コンピュータの発達により、放射線治

療は急速に進歩してきました。

放射線は電磁波粒子線の2種類に分けられ、電磁波はX線やγ線(ガンマ線)

などを指し、粒子線は原子を構成する粒子(電子、陽子、中性子など)を照射す

るものです。

かつて放射線治療といえば、手術ができないほどに進行したがん患者に対する気

休め的な治療というイメージがありましたが、今日では治癒目的から症状の緩和

まで幅広い役割を担うまでに進歩しています。

ぬ髪嵶屠

免疫療法とは免疫担当細胞、サイトカイン、抗体等を活性化させる物質を用いて

免疫機能を目的の方向へ導く治療法で、手術、化学療法、放射線療法に続く第4

の治療法として期待されています。

免疫担当細胞による癌治療は、T細胞を増殖、活性化させる因子であるインター

ロイキン2
(サイトカインの中で特にリンパ球が産生するもの)の発見を機に発

展してきたといわれています。

がん患者自身のリンパ球を体外でインターロイキン2と培養し、がん細胞を殺傷

する作用の強いリンパ球を大量に増やして、これを患者の体内に戻す治療法で、

リンフォカイン活性化キラー細胞療法と呼ばれています。


補助的治療

※この他に代替療法や民間療法などもありますが、まずは専門医の診断をきち

んと受け、代替療法や民間療法を行う場合でもドクターに相談し、アドバイス

を受けてからする方が賢明だといえるでしょう。


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