がんの転移・再発と心のコンディション
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◆がん転移・再発への不安
かつては「がん=死」といわれ、死に向かう不治の病というイメージがありましたが、医療・治療水準の向上にともない、早期発見や早期治療ができればかなりの確率
で治癒が望めるようになっています。
しかし、癌が恐いのは転移・再発を起こすというところにあります。一般的には、がん治療後5年間再発しなければ治癒したといわれていますが、一度がんと診断され治療を経験した人にとっては、その病気の特性上、常に再発の不安や恐怖がつきまといます。この不安や恐怖は時間の経過とともに軽くなっていきますが、残念ながら完全に心の中から拭い去ることはできません。
以下は、そうした不安感を少しでも和らげるために、私とがんを患った
妻が試したことです。参考になれば幸いです。
◎癌は転移・再発を起こす病気であり、そのために不安や恐怖感を抱くのは
当たり前の気持ちであることを確認する。
◎転移・再発にばかりフォーカスするのではなく、趣味や好きなことに集中
できる時間を持つ(隣の市に借りていた市民農園が、妻の心を癒してくれました)。
◎ちょっとした体調の変化でも、遠慮せずに主治医に相談する。
◎あまりに不安感が強い場合や不眠などに悩む場合には、カウンセリングや心療内科など心の専門家を訪ねて、不安や恐怖感をすべて吐き出す。
◆がん転移・再発のショック
実際に転移・再発を経験した人は「最初にがんと宣告されたときよりもショックは大
きかった」と話すケースが多いといわれます。これは、辛い治療を乗り越えてほっと
一段落した矢先だったとか、手術後の化学療法を受けていた最中に再発が判明したと
かという場合に、とりわけ顕著に現れます。それほど、がんの転移・再発が身
体だけでなく心に与える衝撃は大きいことがうかがわれます。
このような場合、患者や家族はどうやって気持ちをコントロールできるでしょうか?
アメリカには再発がんの患者さんに向けた精神的サポートのガイドラインがあります
が、私なりに共感できたいくつかを参考までにご紹介しておきます。
◎「転移・再発=死」ではありません。
主治医を中心に集学的治療を行うことで、がんとの共生やがんのコントロールがで
きることもあります。何があっても、心に希望の灯を持ち続けるようにしましょう。
◎転移・再発したことで自分を恨んだり、家族に迷惑をかけるなどと絶対に思わない
ようにしましょう。まずは、自分に自分を許すことを言い聞かせましょう。
◎無理して前向きな気持ちを持つことはありません。時には泣いたり、愚痴を言うこ
とも心を楽にする手法のひとつです。家族や信頼できる人に「今は泣かせて、ちょっ
と愚痴を言わせて」と言ってください。
◎医師や看護師、ケースワーカー、患者の会など、相談できる人はたくさんいます。
遠慮しないで、辛い気持ちを打ち明けましょう。
◎心療内科や精神科、カウンセラーなど心の専門家を訪ねるのも効果的です。
心が落ち着くことで、がんの進行が止まったり、遅くなったりすることは決して少な
くありません。
スポンサー◆がん転移・再発への不安
かつては「がん=死」といわれ、死に向かう不治の病というイメージがありましたが、医療・治療水準の向上にともない、早期発見や早期治療ができればかなりの確率
で治癒が望めるようになっています。
しかし、癌が恐いのは転移・再発を起こすというところにあります。一般的には、がん治療後5年間再発しなければ治癒したといわれていますが、一度がんと診断され治療を経験した人にとっては、その病気の特性上、常に再発の不安や恐怖がつきまといます。この不安や恐怖は時間の経過とともに軽くなっていきますが、残念ながら完全に心の中から拭い去ることはできません。
以下は、そうした不安感を少しでも和らげるために、私とがんを患った
妻が試したことです。参考になれば幸いです。
◎癌は転移・再発を起こす病気であり、そのために不安や恐怖感を抱くのは
当たり前の気持ちであることを確認する。
◎転移・再発にばかりフォーカスするのではなく、趣味や好きなことに集中
できる時間を持つ(隣の市に借りていた市民農園が、妻の心を癒してくれました)。
◎ちょっとした体調の変化でも、遠慮せずに主治医に相談する。
◎あまりに不安感が強い場合や不眠などに悩む場合には、カウンセリングや心療内科など心の専門家を訪ねて、不安や恐怖感をすべて吐き出す。
◆がん転移・再発のショック
実際に転移・再発を経験した人は「最初にがんと宣告されたときよりもショックは大
きかった」と話すケースが多いといわれます。これは、辛い治療を乗り越えてほっと
一段落した矢先だったとか、手術後の化学療法を受けていた最中に再発が判明したと
かという場合に、とりわけ顕著に現れます。それほど、がんの転移・再発が身
体だけでなく心に与える衝撃は大きいことがうかがわれます。
このような場合、患者や家族はどうやって気持ちをコントロールできるでしょうか?
アメリカには再発がんの患者さんに向けた精神的サポートのガイドラインがあります
が、私なりに共感できたいくつかを参考までにご紹介しておきます。
◎「転移・再発=死」ではありません。
主治医を中心に集学的治療を行うことで、がんとの共生やがんのコントロールがで
きることもあります。何があっても、心に希望の灯を持ち続けるようにしましょう。
◎転移・再発したことで自分を恨んだり、家族に迷惑をかけるなどと絶対に思わない
ようにしましょう。まずは、自分に自分を許すことを言い聞かせましょう。
◎無理して前向きな気持ちを持つことはありません。時には泣いたり、愚痴を言うこ
とも心を楽にする手法のひとつです。家族や信頼できる人に「今は泣かせて、ちょっ
と愚痴を言わせて」と言ってください。
◎医師や看護師、ケースワーカー、患者の会など、相談できる人はたくさんいます。
遠慮しないで、辛い気持ちを打ち明けましょう。
◎心療内科や精神科、カウンセラーなど心の専門家を訪ねるのも効果的です。
心が落ち着くことで、がんの進行が止まったり、遅くなったりすることは決して少な
くありません。


