がんの疼痛治療とモルヒネ

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がんの疼痛対策に積極的に取り組んでいるのがWHO(世界保健機構)です。その基本的な考え方として「WHO3段階除痛ラダー」を作成し、これががん疼痛コントロールの世界基準となっています。
まず1段階目の鎮痛薬で痛みを抑えられなくなったら、2段階目の鎮痛薬を使用。そして2段階目の薬が効かなくなれば、すぐに3段階目の薬を使用するというものです。3段階目の鎮痛薬は麻薬ですが、患者の痛みの程度に合わせて使用量を増やしていくようにするとされています。


◆モルヒネに代表されるオピオイド鎮痛薬とは

がんの疼痛コントロールのために、麻薬を使われるようになったらもう先が長くない」と、かつては言われていたものです。
また、副作用や麻薬中毒になるのではないかという恐れもあり、モルヒネに代表されるオピオイド鎮痛薬にいいイメージはありませんでした。しかし、がんの痛みを抑えるのにオピオイド鎮痛薬が効果的であることが証明され、日本でもオピオイド鎮痛薬の種類が増えて積極的に使われるようになってきました。
このオピオイド鎮痛薬は内服薬が一般的ですが、貼り薬や座薬、皮下注射などがん患者の状態や痛みに合わせて使われています。また、鎮痛効果が長時間続くものや効果が現れるまでの時間も短いものから長いものまでいろいろあり、癌患者の状態を見ながら調節されています。


◆副作用の少ないモルヒネ内服薬

がん患者が癌の痛みから解放されるようになったのは、モルヒネを内服する方法が開発されてからだといわれています。
モルヒネは中毒を引き起こす麻薬と呼ばれていますが、痛みのない人が麻薬を注射すると中毒になりますが、がんの痛みで苦しんでいる人に痛みを止める目的で使用する場合には、麻薬中毒にはならないといわれています。
モルヒネを使用しているがん患者にせん妄が出たり、おかしな話をすることが多く、これは中毒によるものだと誤解する人がいますが、これはモルヒネのせいではなくて、癌の症状が進んだことによって精神的な不安が増したことに起因したものということです。


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gion2275 at 10:40│Comments(0)TrackBack(0)clip!がんの痛み 

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