胸腺がんで逝く。民主党参議院議員、山本孝史

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民主党参議院議員で、がん対策基本法の成立に尽力した山本孝史さんが、22日午後11時50分、胸腺がんにより東京都内の病院で死去されました。
山本さんは大阪市出身の58歳。自宅は大阪で親族のみで密葬を行うとしています。

山本さんは立命館大学在学中から交通遺児育成会の活動に参加。93年の衆議院選挙で日本新党から初当選。01年より参議院へ移り、一環して厚生労働畑を歩かれました。
06年5月に参議院本会議にてがんを告白し、がん対策基本法と自殺対策基本法の成立に尽くされました。
闘病生活を送る一方で、今年の夏には参議院比例区に出馬し、当選後にはがん対策や医療格差解消に取り組む意欲を示していました。

58歳という若さで逝ったことは、さぞや心残りな面もあったと思います。
心から哀悼の意を表します。



■胸腺腫および胸腺がんとは
胸腺腫および胸腺がんとは、胸腺の組織内にがん(悪性)細胞が見つかる疾患です。
胸腺とは胸骨の下にある小さな器官です。
そこで、体内をめぐって感染と戦うリンパ球と呼ばれる白血球が作られます。
胸腺腫は通常、成長のゆっくりした腫瘍で、胸腺から拡がることはありません。
しかしながら、胸腺がんは治療が難しく、多くの場合体内のほかの部位に拡がります。
胸腺腫の患者さんは免疫系の他の疾患を併発することが多く、一番多いのは筋力が弱くなる病気である重症筋無力症です。
もし以下のような症状があったら医師の診察を受けることが大切です。

◎しつこく続く咳
◎胸部痛
◎筋肉の脱力感
もしこのような症状があれば、医師が胸部X線写真を撮ることがあります。医師は、体内の断面の写真を撮る、コンピューターを使った特殊なX線撮影法である、CTスキャン撮影を行うこともあります。

回復の可能性(予後)と治療法の選択肢はがんの病期(がんが胸腺にとどまっているか、それ以外に拡がっているか)、がんを構成する細胞の種類、そして、患者さんの全身の健康状態によって決まります。



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