舌癌体験記:がん転移手術から4ヵ月目の検査

舌癌のリンパ節転移による手術を受けて約4ヵ月。んよりとした曇り空の下を、定期検査のために九大病院へ行ってきました。
最初の手術から半年後にガンが転移したという前科があるため、検診時には一抹の不安感がよぎります。
■2009年3月4日(水)
前回の検診から1ヵ月…。きょうは定期健診でした。
外来の主治医をはじめ病棟での主治医、さらにガンを執刀してくださった3人の先生方から念入りに口内やリンパ節の触診をしていただき、「大丈夫」との診断をいただきました。
まずは、ひと安心です。とはいえ前回のがん転移がありますから、まだまだ気は抜けないなというのが本音です。
次回の検診は4月1日の予定です。
その頃は、九大病院の構内には桜の花が艶やかに咲いていることでしょう。
次回も異常なく検診が終われば、帰り際には春を謳歌するように咲く桜を撮り、このサイトでお披露目したいと思います。
■余命宣告について
ここ数回にわたって、このサイトでがんの告知や余命宣告について管理人の考えを述べたり、皆様からいただいたご意見を紹介させていただきました。
寄せられたご意見では「末期がんの場合には安易に告知をすべきではない」「余命宣告は患者ではなく、家族に対してのみ行うべき」という声が多かったように思います。
また、「親兄弟や子供に対しては余命宣告はできないが、もしも自分の命が長くない場合には残された時間を教えてほしい」という声も少なくありませんでした。
医学が進歩したとはいえ、がんで亡くなる人は増加するばかりです。
決して侮れない病ですが、たとえば心筋梗塞や脳卒中などのように突然に命を奪ってしまう病気とは異なり、患者と家族の間にはお別れのための心の準備をする時間は多少なりともあります。
そのため、がん患者は自分亡き後の家族の生活に思いを馳せて何がしかの準備をすることも可能です。
ただ、そのためには自分の余命を知ることが前提となってしまいます。余命を知ったからこそお別れの準備ができたという人もいれば、余命を知らされたがために自暴自棄になってしまったという人もいらっしゃったようです。
これからも機会あるごとに追いかけたいテーマです。


