がん対策基本法をご存知ですか?

■増え続ける、がん難民を救うために
いま、がん医療が新たな時代を迎えたと言われています。
そのひとつの象徴が平成7年4月に施行された『がん対策基本法』です。
この法案の成立に尽力されたのは、自らも胸腺がんと闘い、惜しまれながら世を去った民主党参議院議員の山本孝史さんでした。
山本議員は法案成立後も「法に命を吹き込むにはこれからが正念場」と死を目前にして力説したといいます。

ところで、『がん対策基本法』が生まれた背景のひとつに、都市と地方、そして医療機関ごとに存在する治療水準の格差があります。
セカンドオピニオンという言葉はようやく市民権を得つつありますが、一方で、より良いがん治療を求めてさまよう「がん難民」と呼ばれる癌患者やその家族が増えているといいます。
これは、同じがん治療でも医師や医療機関によって、その治療手段や実績に大きな差があることの裏返しであるといえるでしょう。

がん対策基本法』は、全国どこでも一定水準のがん治療を受けるために、そして緩和ケアの充実や患者参加型の医療に取り組むことを目的として施行された法案です。

医療機関はもとより、がん患者とその家族は、あらためて『がん対策基本法』の趣旨を理解し、がん難民をなくし、より良いがん治療を受けるために声を上げる時期に来ていると思えてなりません。

■『がん対策基本法』の概要
がん対策基本法』の理念は「がん研究の推進」「地域格差の是正」「患者の意向を尊重した医療体制の整備」の3つに集約されますが、具体的な施策としては以下の項目が挙げられているようです。

◎がん予防・診断・治療技術の向上
◎がん検診の質向上と受診率アップ
◎医薬品・医療機器の早期承認
◎がん専門医の育成
◎がん拠点病院の整備
◎医療機関の連携・協力体制の充実
◎療養生活の質向上

がん対策基本法』の施行を発端として、がん医療は転換期を迎えたという声がありますが、がん患者やその家族にとって、また医師や看護師、薬剤師などの医療関係者にとってどう変わってゆくのか見守りたいと思います。

このテーマは幅広いだけにどうまとめればいいのか想像がつきませんが、管理人のできる範囲で息長く取り組んで行きたいと考えています。

皆さまからのご意見やお考えをいただければ幸いです。


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