がん転移の種類

癌が他の病気と異なるのは、転移や再発の可能性を持った病気であることです。管理人自身もがんの転移を経験しています。今も再転移が気になる毎日ですが、できるだけ心穏やかに過ごすことを心がけながら、定期検査に足を運んでいます。
◆ガンの転移はリンパ性転移と血行性転移の2種類に分けられる
がんの転移はリンパ節に流れて行く場合と、血液に入り込んで全身に広がる血行性転移の2種類があるとされます。
リンパ節は体の免疫機能と深く関わっていますが、癌が成長する過程で癌細胞がリンパ管を通ってリンパ節に流れて行きます。
これがリンパ性転移と呼ばれるもので、ふつうは癌に近いところにある所属のリンパ節に起こり、ここからリンパの流れに乗って他のリンパ節へ転移して行きます。
また、リンパの流れは血液の流れに合流しているため、血液の中にもがん細胞が入り込んで体のあちこちへと広がって行くこともあります。
一方、乳癌や悪性黒色腫などのがんは、リンパ系を通らずにいきなり血液の中に入って全身へ広がって行くケースも少なくありません。これが癌の血行性転移と呼ばれるものです。
がんの手術の際には、がんの切除とともに所属リンパ節の郭清手術が行われることが一般的で、がんの転移が所属リンパ節だけにとどまっている場合には最初の手術で取り除かれるため完治の可能性が高くなります。
リンパ節への転移の有無は手術時に郭清したリンパ節を検査すれば判明するのに対し、血行性の転移の場合は早い段階で調べることが不可能で、多くの場合は転移先での癌がある程度の大きさにならなければ、はっきりとは分からないといわれています。
癌の血液性転移は発見が遅れがちになるとされているのはこのためです。


