がん抑える化合物発見!九大生体防御医学研究所などが新薬開発目指す!?

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がんは、治る時代に入ったと言われている一方で、すい臓がんや胆管がん、スキルス性胃がんなど、難治性の高いがんでは残念ながら5年生存率は高くないのが現実です。


また、同じ大腸がんでステージ靴ら犬世叛觜陲気譴討癲奇跡的に治ってしまう人と治癒に至らず亡くなる人がいます。
人は十人十色と言いますが、たとえ癌に罹ったとしても、その人の持つ免疫力や自己治癒力、生命力を基本として、医師がどれほど的確な医療を提供することができたのか…という要因が、患者の余命を左右するのではないのかという思いを強くしているこの頃です。


そんな矢先、2017年5月3日の西日本新聞朝刊に「がん抑える化合物発見 九州大など、数年内に新薬開発目指す」という見出しでがん治療に関して新しい可能性のニュースが掲載されていました。


ここからはネットで紹介されていた記事の引用となります。

“九州大学生体防御医学研究所の福井宣規教授や東京大、理化学研究所などのチームが難治性がんについて、がん細胞の生存や転移に重要な役割をしているタンパク質を突き止め、この働きを阻止する化合物を見つけたと発表した。数年内に治療薬の開発を目指す。2日付の米科学誌セル・リポーツ電子版に論文を掲載した。チームが研究対象としたのは、変異したがん遺伝子をもつがん。変異遺伝子は膵臓(すいぞう)がんのほとんどや、大腸がんの約5割で見られるなど、がん全体の3分の1で確認されている。有効な治療薬は開発されておらず、難治性とされる。

これまで、変異遺伝子をもつがんの増殖や転移は、細胞の形態変化を促す分子「RAC」の活性化が原因であることが分かっていた。しかし性質上、RACを直接コントロールする薬の開発が難しいことから、RACを活性化させている分子を見つけ出すことが課題だった。

福井教授らは、RACに関係する多数の分子のうち、「DOCK1」というタンパク質に注目。DOCK1を発現しないよう遺伝子操作したところ、がん細胞の周辺組織への浸潤や、細胞外からの栄養源の取り込み活動が低下し、がん細胞の生存度が落ちたという。

このことから、チームはDOCK1が、RACの活性化に大きな影響を与えている分子だと判断。DOCK1の活動を抑えれば、RACの活性化を防げると考え、約20万種の化合物の中からDOCK1の活動を阻害する「TBOPP」を探し出した。がん細胞を移植したマウスに投与したところ、転移や腫瘍の増大が抑えられ、明白な副作用もなかったという。

研究チームは「変異遺伝子をもつがんの治療に役立つだろう。実証を重ね、効果的で安全な抗がん剤を作り出したい」としている”

・・・というものでした。

抗がん剤と言えば、がん細胞だけではなく正常細胞までを攻撃・破壊するために、著しい副作用が出て、そのために患者は命を落としているとさえ言われています。
今回の実験が、そのまま人に適応されるのなら、まさに低副作用で高い治療効果の期待できる抗がん剤開発の一歩となる可能性を秘めていると思います。


がんは、治る病気になりつつありますが、一方で難治性の高い癌の発症も増加しています。医学と癌との闘いは、これからも続いて行くと思いますが、医学が天然痘を制覇したように、いつか癌を制覇できる日が来ることを信じたいものですね。



gion2275 at 18:49│Comments(0)clip!がんの治療方法 

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